ばれた


お得意さまからmailを頂戴しました。
「昨日の豚カツ屋〇〇でしょう。」って


ばれた。


迂闊に「おしい」なんて書いちゃいけません。
が、
技術があるだけに、名店になり得る資質がおおいにあるだけに
「おしい」なのでした。


すべては反面教師。自分への戒めであります。


富田勲
といっても「今」の音楽にしか興味を示さない若者には関係ない音楽家です。


少し前を知っている人には富田勲シンセサイザー音楽
展覧会の絵
「ダフニスとクロエ」
「コスモス」
「月の光」
「バーミューダ トライアングル」
などなど
時代を築いた名盤が数々あります。


富田氏のシンセサイザーのすばらしさは海外でさらに評価が高いのです。
ジャズ界スーパーグループ「ウェザー リポート」の日本公演のリハーサルに富田氏が顔を見せたところ、ジョー ザヴィヌル、ウェイン ショーターの二人はほとんど神様を見るような憧れで富田氏と話をしていたと聞きます。


で、
さらに昔を知っている人にはTV、映画の映像音楽作曲家
新日本紀行
ジャングル大帝
リボンの騎士
NHKの大河ドラマの主題曲各種
「青い地球は誰のもの」


これらの曲をフルオーケストラで演奏したCDを購入しました。


なかでも「新日本紀行」のテーマ曲は秀逸です。
いえ、歴史に残る名曲です。
この一曲だけをひたすら聞きたかったからCDを買ったといってもいいほどです。


最初のワンコーラス。
1分少々で十分に満たされます。
豊かになれます。
日本人で良かったと思います。
昭和はいい時代だと思い出に耽ります。


このワンコーラスだけで一生富田氏を讃え続けてもいいでしょう。


富田勲そして武満徹という世界に誇る映像音楽家を私たちは正しく評価しなくてはいけないと思います。一枚のCDがさらにその気持ちを深くさせてくれました。