おしい
食事に行った、とある豚カツ屋さん。
豚のうま味もあるし、揚げ具合もまずまず。
豚カツはとても美味しい。
ンだけど
ご飯が美味しくない。
キャベツはそこそこでも、トマトはどうでもいいやつ、というより不味い。
漬け物はどこかで買ってきた沢庵と野沢菜。
最初に頼んだビールはなかなか出てこない。
ビールのつまみにあられがついてくる。(気の利いた漬け物のほうがいいな)
店のインテリアのバランスが悪い。
天井が高いけど薄ら寒い。
そして仕事が遅い。
丁寧にカツを揚げてるんだろうけど、それほど混んでいるわけではない時に30〜40分も待ちたくはありません。
豚カツが旨いだけにおしいなあ・・・
豚カツ自体が旨ければ、ほかの諸々は解消されるのでしょうか。
それとも、豚カツはそこそこでも全体のバランスが悪いことは致命的なのでしょうか。
カツ以外のことに気がついていないのか、どうでもいいと思っているのか。ちょっとした努力の積み重ねと気遣いで数倍レベルの高い店になると思うのですが、そこが店の難しいところです。
特にそば、ラーメン、鰻。一つの料理で勝負する店はすべてに配慮をしやすいと思うのですが、案外そういう店に限って「おしいなあ・・・」と思うことが多いものです。
そば屋の無意味に多い天ぷらや薄いそばつゆ、粉山葵。
ラーメン屋の汚れた厨房と緊張感のない葱の切り方。
鰻屋の手を抜いた漬け物と味のない肝吸い。
名店といわれる店は隅々まで緊張感があります。
というような話はすべて自分のところの反省材料でもあります。
私ン処はたいじょうぶか????
課題山積です。