若い女性


若けりゃいいのか!
女性ならいいのか!
ひんしゅくを買いそうですが、
めずらしく続けてカウンター席に若い女性のお客様ばかりがおいででした。


若い女性グループだからといって依怙贔屓はしません。
いえ、したからといってもちょっとだけです。
・・・・もしかするとちょっとじゃないかもしれません。
(うそ。しません。しません。お客様は平等です。)


以前は女性といえば「お茶」で「おしゃべり」が中心だったのですが
このところお酒もお料理も上手に楽しんでいただける若い女性が増えてきました。


女性が「日本酒をください」といえば、蓬莱泉「空」とか出羽桜「桜花」なんていう淡麗ななかにやさしい甘みのあるお酒を選ぶことが多かったのです。
が、
一昨日のお得意さまの女性二人など、波瀬正吉純米、菊姫山廃純米無濾過にも手応えを感じていただき、食後酒の芋焼酎までご理解してくださいました。
女性だから・・・・などという考え方は存在しません。


昨日の女性三人連れのお客様にはジャン クリボのクロ ヴジョ’92を楽しんでいただきました。ジャン クリボがどういう造り手でクロ ヴジョがどんなワインなのか、ワインにまつわる話題も満喫され、ワインのおかげでより盛り上がったお席でした。
ここでも、女性だから・・・・ドイツ系の白もしくはブルゴーニュの値頃感のある白というありきたりのチョイスはなくなってきました。


お料理はもちろん何一つ残さずきれいに召し上がっていただけました。
(これが何より嬉しい)


男、女、若い、年輩は関係なくて、上質なお客様、があるだけです。