超限定酒・・・よだれ


レアものが素晴らしいとばかりは言えないのですが、蔵元、杜氏が営利目的でなく良いお酒を造ろうという意欲に駆られて造られた銘酒というものも事実あります。


最上級の米を使い、ギリギリまで精米し、しずく取り斗瓶囲い、数ヶ月もしくは3年5年の熟成。


不味いわけがない。
が、
コストを考えれば量を造るわけにはいかない。


一度こういうお酒に出合ってしまうと、恋煩いの悪い病に冒されてしまいます。


ほしい!


ほしい!ほしい!!


ほしい、ほしいとあこがれ続けていると必ず何とかなるものです。
何とかなった後も地道な努力を重ねれば、幻ではなくなってきます。少なくとも私ン処レベルの話では。


当たり前に手にはいるようになっても、忘れてならないのは銘酒に対する愛情と、蔵元さん杜氏さんへの畏敬の念です。


義侠「妙」
純米大吟醸 30%精米 3年5年10年古酒のブレンド ブレンドの比率は年によって違います。年間150本程度の販売量だとか。


初亀「亀」
純米大吟醸 秘蔵酒 3年熟成
初亀「斗瓶大吟醸1996」
鑑評会出品酒を「亀」と同様3年熟成させた秘蔵酒。50〜60本しか存在しない。


奥播磨「還暦」
杜氏さんの還暦のお祝いにタンク一本だけ造られた酒。この年だけの限定。精米歩合35%は平均値ではなく正味の35%。驚異!


黒龍「石田屋」「龍ミレニアム2000」
純米大吟醸 中取り斗瓶囲い 5年熟成 塗りの箱と美しいボトルは蔵元自身のデザインとか。龍ミレニアムは鑑評会出品酒を石田屋と同じ作りにしたものらしい


etc.


etc.etc.


何軒もの酒屋さんとお付き合いがあるとはいえ
これらのお酒が手にはいるのはAさんの力によるところが大きい。
まだ30代の若い酒屋さん
若いとはいっても実力はすでに全国レベル。地道な努力が実を結んでいます。
蔵元、杜氏以上に彼のような意欲にあふれ、情熱的な若い力があるおかげで言葉にならないほどうまい酒をお客様に召し上がっていただけます。


が、
こんなにいい酒
「この人には味わってもらいたいなあ」
と思う方だけにださなくちゃ、蔵元さん、杜氏さん、酒屋さんに申し訳がたちません。