お湯割り器
焼酎お湯割りという注文は頻繁ではありませんが一定数のお客様からいただきます。
これまで使っていた器は「それなり」のもの。
焼酎文化が希薄なこの地ではお湯割りにはどんな器がいいものやらよくわからないというのが実情でした。
で、
ふと 思い至ったのが「あっ、和一さんの器を使えばいいんだぁ」ということ。
一番身近な林和一の器だったらお客様にも説得力があるはず。。。
というわけで、仕込みを済ませた後、林和一さんのアトリエに伺ってきました。
倉庫に居並ぶ器達の中から「焼酎のお湯割りなんですけど、○○ml位の容量で」といくつか選んで、いただいたのがこんなこれ。
二三日前に焼き上がったばかりのびっしり書き込んだ染め付けと 手びねりでどっしり落ち着いた黒織部
和一さんらしい織部とあざやかな赤絵
週初めには修理のテストに仕上げてもらった古い輪島塗りもできあがってきました。(右が修理前 左が修理後)
これを参考にのこり15客ほどの塗り直しをしてもらって、秋には間に合わせようかと思っています。
気に入った器 自信を持って選んだ器を使えるのが仕事にも大きな力になります。身の丈に合った器は一気にそろえていくのは難しいので、少しでもゆとりがあるときにちょっとずつ手に入れられればいいな。。。と。