日本語の問題
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/01/10
- メディア: 単行本
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などという言葉をご存じでしょうか?
私は全く知りませんでした。
本はそこそこ読む方ですが、netで記事を読むことが多くなった昨今では、知らない言葉に出会うことが少なくなり、たとえ知らなくても「検索」ですぐにわかったつもりになることがほとんどです。
うすうすは「こりゃまずいな」と思ってはいたのです。辞書を引く習慣が本当になくなってしまい言葉への貪欲さがなくなっていたのです。
辞書を引くことで得られる知識の広がりは、net検索とは別のお話です。
そんな時、こんな記事を見てしまったのです。
信頼する佐々木俊尚さんや橋本麻里さんも食指を伸ばしているし、なにしろ紙版だと22万円がスマホアプリだと7800円 さらに今なら4800円
そう、恥ずかしながら値段にもぐぐっと引きつけられてしまったのでした。
とはいっても、いままで買ったスマホアプリの最高額が手帳の1200円という貧相な私にはそれでも高いハードルでありました。。。が、迷わず即ポチ。
最初に書いた言葉たちもこのアプリの「春」のインデックスに登場していてフムフムと読んでいたのでした。
もうひとつの日本語の買い物は「百人一首」
kindle版「百人一首ビギナーズクラシック」をスマホで少しずつ読んでいます。
百人一首くらいすべて暗唱しているのは日本人の素養 なんて聞いたのはまだ若い頃。
それから何度も挫折して、源氏物語制覇と同様に長い間の私のコンプレックスでした。
20代にアメリカを半年旅行したときも携帯していたのに全くものにならなかった百人一首が、谷知子先生のわかりやすい解説でほんのちょっと取っつきやすくなりました。
暗唱はできなくても、和歌を楽しんで読めるようになりたいな・・・という密かな願いをかなえるために、一日一首でも読んでいます。
この二つ スマホでいつでも見られるっていうのはホントにありがたい。私には画期的です。