リーダーシップ


AKB48の高橋みなみが卒業なのだそうです。


私でも知ってます。


10人くらいのアイドルが並んでいる中でたかみなを判別できるくらいはできるかもしれません。


彼女を語る上で、並外れたリーダーシップを言う人が多いのだと聞きます。


リーダーというのはまさに資質です。


○○本で学んだから、○○講座を受講したからといって簡単に身につくものではありません。


店の今の形5-6人でやりくりするという方法が私の資質にあっているというのは、自らのリーダーシップのなさをよく自覚しているからです。


人の上に立つ 人を導く 人を成長させる ほーーんとに苦手です。



ところが、学生時代、なぜかリーダーとは言わないまでも担ぎ上げられてしまうことが多くて、担がれてもリーダーシップを発揮できずに悩み、一時期からできるだけ目立たぬようにひっそりとしている身の処し方を学びました。




私の頃には、学級委員長ひとつとっても、立候補するなんて恥ずかしくて、クラスの投票で決められることがほとんどでした。


投票があると大概選ばれてしまうのです。


小学校三年(これくらいから学級委員長が存在しました)から高校三年まで。


一年もかけることなく毎年学級委員長に選ばれてしまうのです。


勉強が一番なんてことは全くなく、スポーツはどれをとっても下の下、ガキ大将では全くありませんでした。強いて言えば、敵を作らない八方美人体質であったことは間違いありません。


とはいえ、10代の頃、みんなに選ばれるというのは、そりゃ嬉しいもので、調子に乗ってたいしたものでもない役割をそれなりに果たすのが通常でした。


中学になると、二年になると生徒会長の選挙がありました。


ここでもクラスの代表として立候補させられることになり「えっ? 俺?」「○○のほうが適任なんじゃないの」と必死で逃げても許してもらえず、たすきを掛けていやいや演説なんぞをしたことを覚えています。


高校でも相変わらずであったのですが、これも二年生の時、生徒会長の立候補者がいなくて、生徒会担当教師に内密で「お前、立候補してくれないか?」と頼み込まれる始末。きっと私の八方美人は教師に気に入られる生徒会執行役員を形作られると思われたんでしょうねぇ。


もちろん「いやいや、僕じゃぁ無理です」と断ると、自宅まで二人の教師が説得にやってくることまでありました。


さすがにこの頃になると、自分のリーダーシップの欠如はよくわかるようになっていましたので、このあたりを機に、静かに目立たない子に成長(?)していったのでした。


おかげで、いまでは様々会のトップに収まることはまったくなく、身の丈に合った生活が送れることがとても心地いいのです。


リーダーシップ、学生時代のそれってなんだったんでしょう?未だに謎です。