工芸を我らに 企画展 at資生堂アートハウス


現在掛川にある資生堂アートハウス「工芸を我らに」という展覧会が開かれています。


人間国宝クラスの陶芸家の作品でも日常で楽しめるものがたくさんあるぞ! どんどん使ってみましょう。


という企画です。



ありがたいことに、この企画で実際に料理を盛って見るというお役を頂戴し、パンフレット用に撮影をしていただきました。


十四代今右衛門 冨本憲吉 内田鋼一 小椋範彦 小西寧子 鈴木治 赤地友哉 田口善國


そうそうたる芸術家たちの作品が店に集まり一日かけて撮影が行われました。


美術館で硝子越しに見ていた器に料理を盛るのですから緊張は当然のように高まります。しかしながら何枚も続けていると、美しい器、しかも機能的な器に盛ることの心地よさに気分も高揚している自分がわかります。


結果はこんな感じ









料理人としてこの上なく幸せな時間でありました。


料理の力というよりは、器の力、撮影の力、アートディレクションの力がいかに大きいかをおしえていただく時間でもありました。