粗塩とおし
「粗塩とおし」とよぶ調理器具です。
直径が10cmに満たない小さな裏ごし。魚や肉に均一に塩を振るため使います。
もちろん板に並べた魚に高いところから塩を振る技術は持ってはいますが、この「粗塩とおし」を使うと本当にまんべんなく均一に塩を振れます。
右側はもう何年間使ったかも忘れてしまったほど使い倒した。。。というよりも壊れる寸前のシロモン。
左側は今日届いた新品。
これが京都「有次」さんにしか置いていないのです。
普通に金属製の大きな裏ごしと同等の値段なのに、私のように値段の問題ではなくなくてはならないと思う器具を作りつづける有次さんの底力も素晴らしい。
さて、新しいのが来たから捨てる前にFACEBOOKでご紹介・・・と写真をアップしたら、料理写真を撮ってくださる久留宮さんが「それ!次回の撮影で使いましょう」とおっしゃってくださいました。
さすがカメラマン、目の付け所が違います。捨てなくてよかった。
久留宮さんならボロボロになった器具も味わいに変えて撮ってくれるに違いない。