怒濤のご相伴ワイン


先週末から本日にかけて、たまたまワイン好き ワインプロが続けてお越しになり、それぞれに素晴らしいワインをお持ちになりました。


金曜日にはこれ。



ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ・ブルゴーニュ・ブラン2005
ドメーヌ・メオ・カミュゼ ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ ミュルジェ1993


ヴォギュエのブルゴーニュ・ブラン? 存在さえ知らなかった普通のブルゴーニュ・ブラン・・・かと思ったら、世界に冠たるヴォギュエのミュズニー地区に0.3haだけ植えられたシャルドネ 年間生産本数900本だけという最もレアなブルゴーニュ・ブランなのだそうです。ある意味ボギュエのミュズニーの白ってわけ。値段も最低でも2万円、ときに4万を越えるブラン・・・ってありえない。


あこがれのメオ様のニュイ。店にたくさんあったメオもすでに在庫0本。久しぶりに味わうメオ・カミュゼはやっぱり素敵です。



土曜日はこれ。



ルイ・ロデレール クリスタル
もう一本写真にはありませんが、
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ1985


以前は店でもよく使っていたクリスタル、値段が高くなってからというものリストに載せられなくなってしまいました。しかし、しばらくぶりのクリスタルはやっぱり美味しい。文句なく大好き。


もし「一ヶ月後に世界からすべてのお酒がなくなる」となったら、私は何をおいてもクリスタルを買いまくるかも。。。というほど好きです。


ボーカイユ1985はいうまでもなし。



本日火曜日はこれ。



アンリオ1990
ドメーヌ・ルモワスネ リッシュブリュー1972


アンリオの熟成香の奥深さはほかにはない逸品。ルモワスネがリッシュブリューを作っていたこと自体を知らなかった私が一口飲んだだけで呆然。「こ、これは!」1972というオフヴィンテージに未だに若々しくて、バランスのいい、凝縮感のあるワインを世に送り出すとは。。。ありえない。


先週末から五日間の間に6本もの特別なワインをご相伴させていただいてもう幸せの絶頂です。


しかもこれらを飲まれたお得意様達は全員がこのワインの味わいと履歴の偉大さを理解し、共に語る能力を持った方々でした。それがなにより素晴らしい。


ワインに恵まれたというより、お客様に恵まれた幸せをかみしめる日々でありました。