茄子
夏は茄子です。
私が子供の頃には毎日茄子と胡瓜ばっかりが食卓に現れて大嫌いでした。「こんなんじゃぁなくて肉、肉」といったって、お肉なんて料理屋のお総菜にだって滅多に出ないような時代でした。
うんざりするほど茄子を食べさせられて、本当にこの野菜の美味しさを感じられるようになったのは40歳を過ぎた頃です。
簡単な茄子の食べ方。
まずは揚げ出し。
先にお出しを用意しておきます。出汁:醤油:味醂=4:1:1で合わせておきます。(たぶんめんつゆの基でOKのはず・・・使ったことがないのでよくわかりませんが)
それから大根おろしと大葉もちょっと刻んでおきましょうか。
茄子は四分の一くらいに切って軽く包丁目を入れて、170-180度の油で揚げます。2-3分で柔らかくなったら器に盛って大根おろしを上にたっぷりめにのせて大葉も。合わせておいた出汁を煮立たせて上からかけてできあがりです。下準備をしておけば、5分でできあがる料理ですね。
煮物として含ませておくのも手です。
この場合は出汁:醤油:味醂=6:1:1くらいにしておいて、先に一度沸騰さておきます。茄子は同じように切って油で揚げてこのだし汁のなかに投入して、冷ましておけば煮物として使えます。このときに青唐とか万願寺唐辛子もいっしょに揚げて出汁で含ませておくと彩りがきれいです。青みを加えるときには出汁は冷水で急激にさましてあげると色が落ちません。
もうちょっとがんばろうと思ったらこれに海老を加えるのもいいですね。出汁を沸騰させるときに海老(冷凍でOK)をいれて3-4分。海老の味が出汁に旨味を増してくれ、茄子との相性もいい感じです。
油を使った料理ですので、ビールとの相性が抜群。男性でも簡単にできますよ。