不思議なこと


店ではできるだけ多くのお客様に日本酒の美味しさをお伝えできるようにしています。


お奨めをして日本酒を召し上がったお客様の中に


「あっ、これはダメ。美味し過ぎちゃう」もしくは「これは危ない。飲み過ぎちゃう」


とおっしゃって、日本酒は一口だけ、早々にビールのみになったり焼酎に流れたりする方がよくいらっしゃるのです。


少しでも美味しいものを召し上がっていただきたい私にはこれがとっても不思議です。




「美味し過ぎちゃう」「飲み過ぎそう」でスポンサーに予算面でご迷惑をかけることが心配なのか?


ちょっとでも飲み過ぎると悪い酔い方をするのか?


日本酒が過ぎると翌朝が辛いというのか?



予算のことなら皆さんが思っている以上に細心の注意を払っているので安心ですし、いい日本酒を飲む方の99%は悪酔いするほど過ごすことが(私の店では)ありませんし、私ン処でお出しするお酒で翌朝が辛かったとおっしゃる方は全くといっていいほどいないのですね。


美味しいものを食べたくて、飲みたくてお越しになってくださってるはずのお客様が遠慮なのか、謙虚なのか、気弱なのかよくわかりませんが、美味しいと理解していて日本酒を飲まないのは本当に理解不能。同じ経験のある方に教えていただきたい。