写真を撮ること


小学生高学年のころ父のオリンパスペンを借りて遠足に出かけ、撮った写真がほんのちょっと褒められただけで有頂天になったことがきっかけで、以来写真機はいつも手元にあります。褒められて浮かれる資質はこどものころから変わっていないんです。


時代が流れフィルム写真からデジタルになったころ、写せばいつでもすぐに見られ、PCにためるようになったハードルの低さがかえってカメラから遠ざかってしまったような気がします。気合いをいれていつでもどこでもカメラの目線を心に秘めておかないと、一週間以上カメラを持たないことが普通になってしまうのですね。バッグには常にコンデジか一眼のどちらかが入っているのに。


さらにブログに素人の方々の写真が簡単に発表できるようになってからは、それらの高度な技術とセンスを垣間見て、同じ素人なのにこんなに開きが・・・とよりやる気をなくしてしまっていました。


カメラの上達法って、どの分野でも同じようなことなんでしょうが、いい写真をいっぱい見て、いっぱい撮るってことなんですよね。



・・・と、自分でハードルをあげてしまってからコンデジ写真をアップするのもなんですが。。。。



そろそろトウモロコシに甘味がのって美味しくなってきました。茹でたての粒をひとつづつむいてかき揚げにすると、より香り高く、ホクホク感がでて好きです。「まずビール!」というお客様にはぴったり。




パプリカはお弁当の彩りに使います。料理には「五色」が存在します。緑 赤 黄色 白 黒 この五色が一つの料理の中に入っていると華やかで美しい皿に見えるのですね。ところが、考えずに普通に料理をしているとこれらの色がまんべんなくそろうと言うことは希です。単色や二色を皿との対比で美しく見えるようにする技術もあるのですが、がんばって五色をそろえることが時に必要になることもあります。そんな時このパプリカは便利。 


ヘルシーの代表格のような野菜の煮物など、見た目には「茶色いおかず」になりがちです。私たちのこどものころって毎日がこの茶色いおかずだったのです。おかあさんがちょっと気合いをいれて青味を添えるだけでずいぶん違ったんでしょうけどね。




海胆も夏に向けて美味しくなってきます。今日は焼き茄子の上に海胆きんとんをかけ、さらにこの生海胆を。