一流の条件


分野は違うのですが、ある方が「私ン処を知らないようじゃぁこの地ではもぐり」と語り、ご自身の会社(店)が一流であると自信にあふれた発言をされているのを耳にしたことがあります。


さて
一流の条件ってなんなでしょう?


少なくとも、この言でいえば、「弁いち?どこ、それ」と、この地に長く住む方によく言われてしまうような店は一流とはいえないんでしょうね。



料理店でいえば、料理がほかと比べて圧倒的に美味しい。サービス、心配りがぬかりない。いついっても店内が清潔で居心地がいい。などなど、外的な要因はいくらでもあげられるんでしょうが、これらはトータルで落ち度なくお客様に訴えかけられることができて、初めて一流の条件のひとつの要因をクリアできるということなんだと思います。


そしてそれらの条件は、店の経営者が自身で到達したと満足して一流を標榜することではなくて、お客様から「一流である」と評価されて初めて一流と言えます。そのお客様がひとりでも多いことも大切な要件です。ひとりよりもふたり、十人よりも百人であることが大切なのです。


そうやって考えれば考えるほど、私ン処なんぞ一流にはほど遠い。


常に一流に憧れ続ける二流・・・くらいがいいポジションのような気がします。


皆さんの考える一流の条件ってなに?お教えください。



まっ、一流になるために店をやっているんではなくて、お客様に楽しんでいただくために仕事をしているんですけどね。そこんところも大切。




高野和明「ジェノサイト」がおもしろすぎて板前日記を書く時間がありません。ちょっと待ってくださいね。