ご相伴ワイン 男にたとえるか女にたとえるか


ブルゴーニュワインは男か女か?


昨日書いたばかりのお話を裏付けるようなワイン、お得意様が持ってこられ、ご相伴させていただきました。




ブルゴーニュ ジョルジュ・ルーミエが造るグラン・クリュ ボンヌ・マール1989


20年という年月を経てもまったく衰えないくっきりしたボディー、いえ、年齢を経たからこそ現れる複雑なブーケ、官能的な舌触り。グラスに鼻を近づけただけでもれるため息、舌の上で転がして・・・絶句して言葉が出ません。これほどの美女にはそうは出くわしません。こういうヤツにめぐり合ってしまうからブルゴーニュワインの魅力は尽きないのです。


私にとってはまさに絶世の熟美女・・・・がしかし、女性が表現したら人生の様々な体験を経て落ち着きをみせたロマンス・グレーか?


結局飲む人の感性なのですね、ワイン。