トイレトラブル


トイレにまつわるトラブルが続いた夏であります。


最初は住宅部分。何かが詰まって水洗トイレが溢れそうになりました。しかも水回りの工事を請け負った会社が終わろうかという午後四時半くらいのことでした。


「詰まっちゃって困ってるんだけどなんとかしてぇぇ」と私。
「すみませぇぇ。明日になっちゃいます」


このビルを建てたばかりの頃には遅い時間でも駆けつけてくれたのに、当時の担当者はもうやめちゃったし・・・と心の中でぶつくさ言いながら諦めます。


幸いトイレは営業スペースにもあるので、そちらを使えばいいんですが、深夜でも階下に下りなくてはいけません。


翌朝もう一度電話すると、「緊急の工事がはいちゃってお昼ぐらいにならないと伺えません。スミマセン」・・・・こっちは緊急ではないわけね。と手前勝手に思いつつも、「そうかぁ。。。ホームセンターにいってあのズボズボやるやつを買ってきて自分でまずやってみろってことかぁ」と車に乗り込みホームセンターへ往復一時間半(道が混んでました) ズボズボやること数回でなんとか復旧したのでした。


だいたいこういう困りごとって病気といっしょで、夜、もしくは休日に起きるのよねぇ。



もう1回は本日。営業部分の男性用トイレのセンサーが壊れたのか、水洗の水が止まりません。周りを見渡しても止水ボルトのようなものはないし、休日だし。このまま明日まで水を垂れ流しておくしかないのか。。。。と半分諦めつつも、この部分はリニューアルのときに担当してくれた業者が違うことを思い出して、ダメモト、休日に迷惑を承知で設計管理者に連絡をしてみたのです。


「いやいや、日曜日でも大丈夫ですよぉ。早く言ってくれればなんとかできるかも」と水道工事業者に連絡を入れてくれました。待つこと30分、「夕飯でビールを飲み始める直前でよかったですぅ」と軽口をいいながらいやな顔一つせずに駆けつけてくれました。


見れば、止水栓は「なぁぁんだそんな処にぃ」という場所にあって、一分で工事完了。んでも笑顔で休日に駆けつけてくれるところが前者の業者とはえらい違いです。



さらにもうひとつ。


一ヶ月ほど前に新築15年前のときに取り付けたウオシュレットが壊れてしまいました。以前にも同じようなトラブルが従業員用のトイレで起こって、メーカー修理を頼むと、「15年前の製品なので部品がすでにない」と。「新しいヤツを取り付けて欲しい」とな。


案の定今回も同じでした。「部品がないので新しいヤツを」「ウオシュレットって電化製品と同じなので10年くらいを周期に考えていただきたい」とも。


それって世間の常識?


家を建てるってもう一般人には一生に一度の大仕事なわけで、建てた人の生涯が終わるまでとは言わないけれど、10年や15年で部品がないっても切ないお話ではないですかぁ。買い換えろって気軽に言いますがお安い品物でもないわけですし、そういうケアができるってのはこの経済状況の中では大切な企業姿勢じゃぁないんでしょうかねぇ、○○さん。


そういえば、もう二ヶ月前、○○さん製の水道の蛇口が壊れて部品を頼んだところ、届くのに三週間かかり、中に入っていなかった5mmほどのネジ一本が届くのに一ヶ月かかったのでありました。


そういう体質のメーカーなのかなぁ。。。

・・・休日に愚痴話になってしまったぁ。