スタッフのお勉強


新しいサービススタッフがそろって、店のやり方を教えつつ、教わりつつ、次第に形になっていきます。


充分な経験があるスタッフもいるのですが、私のやり方をマニュアル化して伝えるようなシステムが整っているわけも無く・・・というよりも、マニュアルで接客するほど味気ないものはないわけで、スタッフそれぞれの個性がうまい具合に出てくれるように微調整ができればいいなと思っています。


中でもお酒。日本酒、ワインの店の取り組みは口で説明してもなかなか伝わるものではありません。準備段階でもオープンした後も時間を見つけてはお酒のことを話してきたのですが、ふと思い出しました。「板前日記に素材があるじゃん」・・・と。


特に日本酒の考え方については以前に何回か日記上でお話をしていたのです。憶えていらっしゃる方もいるかもしれません。


2006年3月7日から20日まで7回の「酒造りの迷信」と題して続けたシリーズ。


もう一つ2008年3月14日から19日まで続けた「日本酒の歴史」というシリーズ。


両方ともあくまで仕事の合間に書き綴った日記ですから、文章としてのまとまりや論理性には著しく欠けるものの、続けて読んでいただければ私の熱意は伝わるかもしれないというシロモンです。書いた本人は過去作を読み返すとかなり恥ずかしいのですが、スタッフには恥を忍んでプリントアウトして読んでもらいました。


これくらいの認識が従業員全員の頭の中にあるくらいは必要なんではないでしょうかね。どうでしょ?