若冲最終日


静岡県立美術館の伊藤若冲展最終日に出かけてきました。



 

駐車場から美術館に続く新緑も大好き




たっぷりの若冲をみるのはもちろん初めて。先日の等伯に続いて年代順にまとめて多くの作品を見られるのは至福の時間です。ただでさえ若冲は個人所蔵が多いのでこれだけの作品群に出会える機会はこれからもあまり多くはないかもしれません。県立美術館では初めてといっていいほどの混み具合ながら、先日の等伯に比べたらやさしいものです。ちょっと待てばかなりじっくり観られます。


素晴らしいのは水墨で描かれた作品にもまるで色彩を感じるほど豊かな表現力、ところが歩を進めいざ色彩豊かな作品の前に立つとそのきらびやかなこと、圧倒的です。


等伯若冲と観て感じたのは、職人としての絵師がたどり着いた天才ぶりと、素人の行き着いた先の天才ぶり。歩んだ道は対照的ですが200年後300年後の私達を魅了する力技の凄さです。



と、
県立美術館では必ずロダンも鑑賞してきます。車で一時間のところにこれだけのロダンがあることの幸せ、満喫できます。