備忘録として


備忘録として


「羊の目」伊集院静
「ただマイヨジョーヌのためだけでなく」ランス・アームストロング
”It's Not About the Bike”って原題のほうがわかりやすいです。
「続 奇縁まんだら」瀬戸内寂聴
「ソロモンの犬」道尾秀介 読もう読もうと思っていたら文庫がでてラッキー
人生画力対決西原理恵子
「パーマネント野ばら」西原理恵子
フェルマーの最終定理サイモン・シン



フェルマーの最終定理」普通だったら絶対に手に取らない1冊。何しろ忌まわしい数学の本なのですから。ある方がミステリーとして傑出した読み物・・・とおっしゃるのを聞いて手にとってみると確かにとても面白いのです。(数字が書いてあるところを飛ばすことシバシバですが) ミステリーとして人間模様としてよくできています。


算数に挫折したのは小学校3年生。分数につまずいてからです。加えて「こんな簡単なこともわからないの!」と当時の塾教師にきつく言われたことで、劣等感の塊になって以来、一度も算数数学が好きになったことがありません。


「自分は文系である」と信じていたのは、ただ、算数が嫌いというだけのことなのでした。高校生にもなるとどうやって試験をクリアしてきたか思い出せないほどの数学劣等生で、高校最後の試験は胃潰瘍で倒れたのをいいことに試験をパスしてしまったほどでした(「まっ、お前はいいやぁ」と許してくれたいい時代です)それが「フェルマーの最終定理」を読んでいるんですからねぇ、人生わからないモンです。