一億総消費者


ラジオの番組で神足祐司さんが、近頃のクレーマーが横行していたり、見ず知らずの他人に上から目線でしかものを言わない人が増えている現状をを評して、「国民の多くが消費者だけになちゃったんじゃないんですかねぇ」とおっしゃいます。


「つまりね、地域のコミュニティーが壊れて人付き合いの必要がずっと少なくなって他人に気を使うことがなくなり、友達と親族以外で接するのは日本では王様である消費者としてだけになっちゃったんじゃないでしょうか。社会人でも大きな企業に属する人、お役人は常に上位に立つわけですし」


なるほどね。一理あります。


クレーマーといわれる人種も以前のお客様に比べて文句をいうのが下手くそになっていることは実感できます。このお話を料理屋ばかりが集まる会合のぶっちゃけ話で語られたら一晩大盛り上がりになること請け合いです。


私など親子代々、人にあったらヘコヘコすることが身についている家系ですから、「上から目線」「クレーマー」なんてありえません。