読み取れない感性
近頃流行りのカフェや料理店に、アンティークまでいかない、かといってレトロでもくくれないようなちょっと見古くて安っぽい家具を、一見まとまりなく並べている店を見かけます。
静岡の「枇杷」(中華料理店)とか、すぐ近所にある小さな小さな喫茶店もそんな感じです。
椅子も座りやすいわけではなく、テーブルも私たちの感性からすると貧相なのですがいやじゃぁないんですね。これが不思議。
最近二三度伺った「ひつじ日和」というお店も同様です。
この店は「読書空間」とサブタイトルがあるくらいですし、「ひつじ」でもお分かりのように本がセンスよく選ばれ、きれいに配置されていて本好きですと何時間でも長居してしまいそうなお店です。
この感覚、私たちには絶対まねできません。「さあ、あなたやってみなさい」と言われても100%無理です。これが若い感性なんでしょうね。どこかに革新的なお手本になった店があるんでしょうか?