幕末史
週刊ブックレビューで清水義範さんがお薦めしていた半藤一利さんの「幕末史」 選者たちの話を聞いている内にどんどんそそられるその内容。早く読みたくてamazonではなく本屋へ駆け込みました。
徳川家康像を山岡荘八で決め込んでしまい、坂本龍馬像を司馬遼太郎で固定してしまい、勝海舟像を子母澤寛で丸めこまれてしまうような思い込みの激しい私には、半藤さんの史観はいい刺激になるような気がします。
「昭和史」で軍部を一緒くたにしていた頭をもみほぐしてくれたように、幕末史を幕府側、民衆側からテロのひとつと見ているらしいこの本のページを早くめくりたい。
一緒に目にとまって買ったのは牧山桂子さんの「娘が語る素顔の白洲家」 一般に知られるよりもちょっと前からあこがれていた白洲次郎さん、NHKのドラマでの役作りは実際の白洲さんとはちょっと違うのではないか?・・・と一話で見るのをやめてしまった代わりにこの本で再確認。最近の白洲次郎の持ち上げ方はやっぱりちょっと違和感がありますもんね。
もうひとつ、ずっと楽しみに読み続けている三谷幸喜のエッセイ。