お茶 さらに


昨日の日記にはたくさんのコメントをありがとうございました。


お茶に対する意識は10年前とは明らかに変わってきていることを実感しました。



ところで、ご家庭では食後に日本茶をお飲みになりますか?食中にもお茶は登場しているでしょうか?


静岡というお茶所で育ったせいか、生まれたときから食事のとき以外でもお茶は比較的よく飲むほうです。食後にお茶がないとなにか収まりが悪い気がしますし、一仕事終わると「さて一服」、どこかへ出かけてきた後「ちょっとお茶を」と日に何回もお茶が登場します。以前にも書いたように仕事場では、中国茶、紅茶、抹茶は常に用意されていて、水分補給は中国茶(夏は麦茶)、休憩に入るときに紅茶、一息入れたいくらいに仕事に根をつめたときにはお抹茶。最近は遠のいていたコーヒーも一日一杯くらいはドリップして飲んでいます。


聞くところでは、食後にお茶を飲むという習慣がほどんどないという方も結構たくさんいらっしゃるのだと聞いて驚きました。日常的にお茶を飲むことはほとんどなく、お茶が出るのは来客のときくらいなどという家庭も結構たくさんあるのだそうです。きっと地域による格差や家庭によるもあるんでしょうね。生まれた場所が離れた二人が結婚して日常生活に様々な違いがあることに驚くと聞きますからねぇ。たとえば、味噌汁は朝飲むもので夕食には違和感があるとか、味噌汁のお代わりをされて驚いたとか、赤味噌白味噌の違いにいたってはすれ違いに枚挙のいとまいがありません。ですからお茶の認識の差だってきっとあって不思議ではないはず。


以前に中華料理の職人さんに聞いたところでは、中国本土では食中や食後にお茶を飲むという習慣はあまりないのだそうです。烏龍茶があるじゃぁないか・・・と思ったら、烏龍茶の文化は台湾のもの、香港ではプーアール茶ばかりでしたっけ。日本人がペットボトルのお茶をこんなにたくさん飲むなんて、一昔前の人々がタイムスリップしてみたら驚くでしょうしね。


時代は移り変わり、場所柄によって文化は違うものです。あなたの周りではいかがですか?