お茶と水はタダ?
「日本人は空気と水はタダだと思っている」と書いてあったのは「日本人とユダヤ人」でしたか?
今では環境問題的には空気は売り買いされ、「水にこだわる」人は特別ではない時代になりました。「水は水道水を飲むのが当たり前」で育った私には隔世の感があります。
ひるがえって料理店では、「水とお茶はタダ」というのがごく普通です。
「お水ください」
で
「はいどうぞ、350円です」
とか
「食後のお茶は250円いただきます」
というのはありえません。
もちろんフレンチでは有料の美味しいお水をメニューに載せる店もありますし、和食店でもウーロン茶は普通に有料です。なのに、日本茶は無料です。私ン処ではそれなりに選んだ水も当然のように無料。
一生懸命営業に寄ってくださるお茶屋さんが奨めてくださる日本茶の最上級は、今使ってるものよりもずっと高価です。このクラスのお茶をお客様に召し上がっていただくためには有料でなければ無理。同時に少し前から目をつけている台湾茶も同じように高価ですので、氷を入れてお酒のかわりにガブガブ飲むものではありません。
日本酒やワインのいいものを召し上がっているのですから、お酒を飲まない方のために「有料ですが美味しいお茶」や「その辺のウーロン茶とは違う有料の台湾茶」をメニューに載せることが可能かどうか?ご注文をいただけるかどうか?
お酒をお飲みにならない方は美味しいお酒をわいわい飲む方々を前に「私だけ損」感も強いはず、もしかしたら「タダではないお茶」にも道はあるのでしょうか?ご意見を。