禁断の


とうとう北方謙三版「水滸伝」に手を伸ばしてしまいました。


本屋で文庫に伸びる手を「ああ、だめ!だめだめ!」と思いつつ、買ってしまった第一巻。


当然のようにあっという間に読み進みます。文庫版は19巻、そのままいいようにのめりこむと私の読書ペースでは数ヶ月間水滸伝漬けになってしまいます。


30年も昔、吉川版で読んではいるのですが、同じ吉川版の「三国志」ほど記憶にありません。つまりすべてが新鮮、すべてが新しい体験。このままいけば、北方版「三国志」も??


今回は一巻を読んだら全く別種の二〜三作を読み終えるまで「お預け」をかけておくことを義務付けておかなくていけません。というわけで、「水滸伝」の次は友人のお奨め「教養主義の没落」と「オスマン帝国500年の平和」の予定。早く第二巻読みたいけど。