めっけもん〜「ブラックサイト」”Untraceable”


店から三分の処にシネコンがあるという恵まれた環境にあるとはいえ、基本的に田舎町ゆえに上映される映画は限られています。


アカデミー賞にノミネイトされた作品でも映画館にかからないなどというのは頻繁で、勢いレンタルDVDのお世話になるわけです。


手帳と携帯電話には常に要チェックの映画DVDが10-20本分くらいは書きとめてあるのですが、レンタル屋さんもどこにでもあるチェーン店ですからお目当てがないことも当然のこと、片隅に追いやられていた名作を見つける快感に酔いしれることもあったりなんかして。。。。


昨日の休日は映画館にもお目当てがなく、DVDにも新作のお目当てがないという閉塞状態でありました。しかたなくレンタル屋さんのランキングに入るようなDVDをチェックしていくと、以前にもちょっと気になっていたダイアン・レイン主演の「ブラック・サイト」という映画が。そもそもレンタル屋さんのランキングなどというのも、民放TVニュースショウと同じくらい眉唾のあてにならないものですし、「ブラック・サイト」自体私のチェック項目には一度も引っかかったこともなく、存在も知らず、監督もプロデューサーもとりあえず「どっかで名前をきいたことがぁ・・・」くらいにしか憶えておらず、キャストもダイアン・レイン以外の大物はいない。普段ならこれで手が伸びるわけがありません。


まっ、ほかに見るものがないから仕方なく・・・・と見始めると、プロットがしっかりしている、脚本がいい、撮影はかなり素晴らしい、編集もいい、監督は安定感がある、最初の15分で「ビンゴォォ!」と確信しました。


こういうこともあるのですねぇ。いかに私のアンテナが低いか。。。原因はそこに尽きるかも。