丹波 黒大豆枝豆

届いた食材の荷物の封を開けたとき、思わず「おお！」とため息がでることがあります。

今日届いた丹波篠山　いくたさんの黒大豆枝豆です。

いくたさんが「スタッフ全員が今朝手摘みで収穫した豆のなかで弁いちさん用にスペシャル級を選りすぐりました。豆の大きさは特大イモムシ、品質も日本一です（笑）」と自信を持って送り出してくださいました。それが正真正銘のスペシャル級であることは一目瞭然です。貧弱なマメがひとつも入っていません。「（笑）」とちょっと謙遜されますが、私なら「（マジ）」と書いちゃうところです。

昨年同様今年もお客様に「丹波のいくたさんが丹精こめ、私ども用に手摘みで厳選した丹波黒です。熱々をどうぞ」と茹でたてを召し上がっていただけます。私ン処では枝豆を秋も深まりはじめたころの食材として、まっとうに使えるのはいくたさんのおかげです。

造り手の丹精と料理人の律儀、お客様の笑顔が一本の線でつながるのは料理人にとって至福の瞬間です。