器 いつまでやるのか

clementia2008-09-19



京焼の品格は他の追随をゆるしません。


野々村仁清から始まり乾山に続き、永楽へ、さらに木米(もくべえ)道八(どうはち)と引き継がれる系譜は京都の文化が育んだ日本の美を代表する造形です。


写真の器は京焼の写しではあるのですが、店では通称「粟田口(あわたぐち)」と呼んでいます。本物の粟田口はとても高価で田舎町の料理店には分不相応な器ですが気分だけは・・・とはいっても、粟田っぽいはんなりした生地に手書きで遠山を描いた図柄はかなり気に入っています。