ガリアーノだ!


録音しておいたラジオから聴こえてきたアコーデオンの音。本来なら吉田秀和さんの番組の時間です。


「あっ!ガリアーノだ!」


アルバムを3-4枚しか持たないほどのファンですが、そのアコーデオンがリシャール・ガリアーノであることは半端なファンでも即わかります。


疾走するスピード感、うねるような情緒、音楽全体が大きくうごめくようなスケールの大きな音にウオーキング中であることを忘れてしまうほど聴き入ってしまいます。


ガリアーノに負けないほどバイオリンもいい。誰だろう?誰だろう?と思っていると寺井尚子さんでした。今まで聞いた寺井さんの音の中で一番好き。匂うようなバイオリンです。


しばらくして入ったアナウンスでそれらが「東京ジャズ」のライブであることがわかりました。しかも超長時間のライブの模様。全くチェックしていませんでした(無念)聴けたのはガリアーノ、デイビット・サンボーン、ミシェル・カミロの三人のみ。BSでの放送を忘れずに録音しましょう。