口元まで出ている

clementia2008-05-15



届いている山菜は「タラの芽」「しどけ」「はりぎり」「山独活」そして週末には「うるい」が。


TVの取材番組のDVDを見せていただき、福島の渡邉さん親子が採取してくださる山菜が、いかに手間隙かけて送られてきているのかがよくわかりました。車で林道を40分、そこから山の中を一時間、急斜面や山深い林の中を分け入って長年培った自分たちだけの場所にたどり着き、来年のことも考えて山菜を摘みます。いただいた「しどけ」も先日まで使っていた「天然葉わさび」も当たり前のようにどっさりいただいていたのに、これが稀少品であると知って衿を正すように使い始めます。


そうやっていただいた山菜は、できればお客様にも渡邉さんの手間隙をお伝えしたいと思うのですが、ただでさえ講釈好きと揶揄される私ですので、努めて言葉少なに名前だけをお知らせします。理解できない方にはただの葉っぱ、理解できる方には簡単には口に入らない自然の恵みとなるのです。