筆まめ

clementia2008-04-18



どちらかというと筆まめな方だと思います。


mailが当たり前になってからはペンを取ることは少なくなりましたが、葉書や手紙を書くことは億劫ではありませんし、事務的な作業は大嫌いでも、私信はいただくのが大好きな分「ちゃんとお返ししなくては」という思いも強い方です。


同様にmailにしても頂戴したものに関してはそれなりにきちんとお返事を出しているつもりですし、コメント欄や以前の掲示板にしても大切なものでした。考えてみると、やっぱり気持ちのこもったsomething(返事)をいつも求めているのかもしれません。


思い返してみると、若い頃好きだったTV番組「テレビファソラシド」(表記はどうだったか?)で永六輔さんが、「いただいたお便りにはかならず返事を書いています」というお話をしていたのを聞いて、後にも先にもこのときだけなのですが、TV番組(永さんに)ファンレターのようなものを書いたのです。永さんの言葉通り「ありがとう」の一言ですが、絵葉書で返事が返ってきました。返事をいただくというのはこんなに嬉しいものか。そう思った心持が以後もずっと続いているのです。


お返事を書くには葉書、便箋、切手が必要です。美術展に行ったときにはかならずcardを買い、お気に入りの封筒便箋、官製はがきを切らしたことはありません。返信の相手と書く話題にあわせてcardを選ぶ楽しみを覚えると、切手もお決まりのものでは物足りなくなります。ですから、郵便局では記念切手の有無を問い合わせて何種類かをいつも手元においています。先方が気づいてくれるかどうかはさておき、自己満足のcard選びと切手選びは案外楽しいものです。写真は以前に本日の発売をチェックしておいて購入した記念切手。あとは「末期のミミズ」と友人に言われる悪筆だけが問題です。