日本のワイン

店においてある唯一の日本ワインが「シャトー・メルシャン　長野メルロー1999」です。

最初にテイスティングした時からその味わいの素晴らしさとコストパーフォーマンスのよさに驚いてケースで頂戴しました。フランスワインに見劣りしない・・・とは言いつつも、メルローがストレートに感じられるところなどは、このタイプだとカリフォルニアワインのいいものに比べても見劣りしない・・・くらいに思っていたのです。ところが9年の熟成を経て、味わいとブーケにより複雑味が加わり、まさにサンテミリオン、ポムロールにも見劣りしないクラスに変化してきました。

今が飲み頃、いよいよ美味しくなってきました。「日本のワインなんてぇ」とおっしゃる方、「メディアで様々な注目日本のワインを飲んだけどいまひとつ」とおっしゃる方に是非飲んでいただきたいワインです。大切に熟成させてみると造り手の努力がさらによく目に見える逸品です。お酒を否定的にしか語れない方にはお出ししません。