生シシャモ

clementia2007-11-13



先日上干のシシャモを紹介したばかりですが、昨日北海道から生のシシャモが入荷しました。確か昨年に続き二回目かもしれません。


私たちが子供の頃にはシシャモはその存在さえ知りませんでした。子持ちシシャモの美味しさを知り、カペリンなら全国どこでも食べられるようになり、本シシャモ(干した)の子持ち極上が手に入るようになり、「シシャモはオスが美味い」とオスの極上が入り、「シシャモは本来ちゃんと干したほうが旨み出て美味しい」と知り、とうとう生で手に入るようにもなったのです。時代の変遷をじかに知っていると隔世の感があります。情報が豊かになり、冷凍の技術が進み、世界規模での漁業が行われるようになり、流通が激変し・・・という時代の流れがシシャモにそのまま映し出されるような気がします。


まっ、ともかく塩を当てて干します。昨日のようにカラッと晴れ上がり気温がグッと下がって風がある日には干物はうまく仕上がります。自分でシシャモを干す時代が来るとは思いもよりませんでした。