三年ぶり

clementia2007-11-05



2004年、能登杜氏だけが集まる新酒鑑評会で第二位になった滋賀県大津の「浪乃音 金井泰一流」 若い兄弟三人だけで作る小さな蔵の未来を予感させるような素晴らしいお酒でした。


これは注目・・・と思いつつも続く年は2004年ほどの強烈な印象のお酒ではありませんでした。鑑評会用のお酒にはありがちなことで、造り手がぎりぎりのところで勝負している証拠だともいえると思えるのです。


その三年後今年の浪乃音が再び同じ鑑評会で第二位になりました。順位が表すとおり素晴らしい仕上がりです。私の記憶では前回よりも香りは抑え目ながら独特のふくらみを持つお酒になっているように思います。


入荷したのは極少量。因みに第一位は「開運 波瀬正吉」出品酒は純米大吟醸袋吊無濾過斗瓶として50本だけが世の中に出ます。もちろん一位二位を両方とも楽しんでいただきます。