本当は恐いTVの正解


お見えいただいたお客様は、何度か民放TVの医療バラエティーに出演されたことのあるお医者様。


「収録の現場では一時間番組に4-5時間をかけているんですよ。その中で使われるのはほんの一部だけ。真面目な医療話ではなくて、刺激的な言葉やキャラが立ってる人の言葉が使われるんですねぇ。私の隣でかなりの時間真剣な話をしていた医者はオンエアでは全く登場していませんでした。すごいのは放送後すぐに普段と違う患者さんがわんさか訪れることです。三ヶ月でぱったり止みますけどね。あの手の番組にはあんまり出るモンではありません」


要は、「刺激」と「キャラ」か。すごく納得。


そういえば、地方局のグルメレストラン紹介番組に出たことのある店のご主人が
「放送翌日からランチは大盛況になりますよ。注文はTVに出た献立だけ。そういう客は一週間で見事にいなくなります。次の放送の店に行ってるんでしょうかね」とおっしゃってましたっけ。医療も食も同じ土俵でいいのぉ?