ラジオ体操


ラジオ体操第一、第二・・・できますか?


多分国民のほとんどが、あの音楽が鳴り出せば自然に体を動かすことが出来るのではないか?と思うほど浸透している、考えてみればもの凄い全国民的体操なのであります。


私も子供が小さい頃までは、夏休みの苦行の一つが町内会のラジオ体操のお付き合いでありました。今では夏休みのラジオ体操がどれほど行われいるのかわかりませんが、あの全国的な行事を通じて皆が自然に覚えていったのではないでしょうか。学校で「正しいラジオ体操の講義」のようなものがあった記憶はありません。


しかし、夏休みのラジオ体操で身につく動きには正式な指導員がいたわけではなくて、ラジオから流れる指導の声にあわせて身体をあわせ、年長者の動きを見ながら「こんなもんかな?」と身につけていったのだと思います。


つい先日、毎朝の起床時間にたまたまTVでラジオ体操をやっていて「NHKは相変わらずきわどいところでおねえさんを選んでいるなぁ」などとつまらないことを考えながら体を動かしてみたのです(何年ぶりでしょう) そうしてみるとおねえさんの動き通りに手足を伸ばしてみるとかなりいい運動・・・というか、全身がはつらつとする厳しい運動なのです。そしてさらに覚えている動きとは微妙に違うところが各所に。「ああ、正しいラジオ体操ってこうだったのね」などと感心しつつ短い体操を終えると下手なストレッチよりもはるかに体がのびのびしていることを実感したのでした。


偉大だラジオ体操!


一度おねえさんにきっちりあわせて目いっぱい身体を動かして見てください。随所に動きの違いを発見し、終った後は爽快のはず。