ル・デューモン
仲田晃司さんという存在を知ったのはそれほど前のことではありません。
ワインの聖地フランス ブルゴーニュで注目を集める日本人ネゴシアン。とうとうブルゴーニュで活躍する日本人ワイン醸造家が現れたのです。
ニュイ・サンジョルジュに「ル・デュモン」を設立したのが2000年、ジュベリー・シャンベルタンに2003年に移転し、「天地人」と書き込まれた繊細なワインを造っています。一つ一つのワインを厳選したいがゆえに総樽数もわずか70樽強しか造らないのだそうで、ネゴシアンというと世界規模でワインを販売する大きな会社を想像する中で極小の職人気質に裏づけされたワインだけを醸造しています。
仲田さんが日々の買い付けの中で見つけた掘り出し物の古酒や、小さな生産者が仲田さんのもとへ持ち込んだワインなどの中から厳選された珠玉のワインたちが「レア・セレクション」と名付けられて少量販売されます。写真はその中の一つ、「シャンボール・ミュズニー レ・シャルム 1989」
他にも「シャンベルタン 1992」「ジュブレー・シャンベルタン 1992」を頂戴することが出来ました。
ブルゴーニュには「びそう」の澤畠さんご夫妻といい、「ビモン・ビーズ」の千砂さんといい優れた日本人に彩られています。