コンディション


私が子供の頃、例えばプロ野球では、前夜の銀座の酒が残ったままでもホームランを打つことが、仕事師として尊敬されるような風潮がありました。この世界でも20年前でしたら、「昨日飲みすぎちゃって・・・」ってハードボイルドでカッコイイと思われていました。「翌日の仕事を気にしつつ、睡眠時間を減らしても仕事の先輩と飲みに行きたくなんぞない」とボンチャンの頃から思っていた私は、自己管理ができる・・・というよりはただの付き合いの悪いやつでした。


今の世の中でしたらきっぱりと、「どんな職業であっても、自己管理の怠慢で仕事に支障をきたすようなことがあってはいけません」と大きな声で言えるようになりました。


この一週間ほど原因が定かでない体調不良でヨタヨタでした。風邪とか、腰痛とか二日酔いでしたら対処のしようもありますが、教えていただいた地元のパワースポットに出かけて以降、スピリチュアル系では<自然治癒力の発動>というのか???、悪いところが出てきたのか???、神信心とかスピリチュアルとか霊的なものに全く興味がなかった私には、よくわからないとしか言い様のない体調でありました。まっ、わからないものはわからないわけで、神にひれ伏したりスピリチュアルに傾倒したりするわけではありませんので、仕方ないとジタバタしないで身体を休められる時は休めていました。


とはいえ、一番いけないのは体調が仕事に現れてしまうことです。予約をいただいているお客様に「今日はどうかしたのか?」とか「体調悪そうだね」と分かってしまうようではプロ失格です。休めるところは休み任せられるところは任せて、お客様のための時間にだけは全神経を集中して普段と変わらない一定の仕事ができてこそお足を頂戴できるプロであるはず。風邪を引いたときも腰痛で立てそうもないときも何十年も同じようにしてきたことです。(ちょっとした傷のバンドエイドでもお客様に見えるのは気が引けます)


木曜日以降更新をしていなかったのは、「日記の更新をしている間があったら体を休めること」っていう優先順位故でありました。もう大丈夫です。


果たして体調不良がパワースポットに原因があったかさえ不明ではあるのですが。