コウジンメヌケ(オオサガ)というのだそうです。初めて手に入った魚です。
三浦半島は松輪産の5.7kg、巨大です。
アコウのような姿をしていますが、三枚におろしてみると身じまりは上質のハタやアラのようで、脂が素晴らしくのっています。松輪というと根についた鯖が有名ですが、このコウジンメヌケも同じように根について大きくなったもののようで、松輪独特の海が育てた魚といえるようです。
刺身が美味しいのは当然として、カマを煮付けたものは召し上がったお客様いわく「ありえないほど美味しい」・・・と。素材に助けられる板前です。