トゥモロー・ワールド


当初行くつもりではなかった映画トゥモロー・ワールドを観てきました。


劇場に行くべき映画に失敗はしたくありませんので、必ずどれほどのもんかを調べることは怠りません。トゥモロー・ワールドは予告をたくさん見るわりに、中身はイマイチ?と判断していたのですが、よく見る映画評論家の評価が意外に高いことが気になって観に出かけたのです。


ストーリーは、そこそこ、しかし、後半の出産シーンと戦闘シーンの迫力だけでも観る価値は充分にあります。それだけで生命の尊厳、偉大さは表現できているといって間違いありません。



以前に「人を殺すことがどうしていけなことなのか」を若者に説明できないことが話題になったことがありました。殺されることのとてつもない恐怖を理解できれば、たとえそれが映画からであっても(実際に殺される恐怖を味わうのは辛すぎます)人殺しがいいとか悪いとかを論理で説明することの無意味さがわかるのではないかと思うのです。


原爆開発に反対を表明する科学者の会議が紛糾した時、広島の悲惨な映像を参加者に見せた翌日、多くの科学者が一気に原爆禁止賛成に賛同したという事実もあります。同じように頭で考える事柄ではないのでしょうね。


今世界で原爆に関わっている指導者、開発者は広島長崎の映像を見たことがあるのでしょうか?




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