グールドのプロコフィエフ

clementia2006-10-07



毎週欠かさずに録音し、ウォーキング中に聴いている”NHK FM JAZZ TONIGHT”


先週の国府弘子さんの番組のゲストはブラッド・メルドー、21世紀のジャズを背負って立つピアニストです。


普段ですと聞き流してオシマイのラジオ番組なのに、今回は何度も聴きなおすほどの充実した番組でした。さすがにブラッド・メルドー、格が違います。


ブラッドの主なアルバム必ず購入して聴いてみたいと思いつつ、前回のソロライブ(東京ライブ)が初めてピンとこなくて少し熱が冷めていたのですが、番組で紹介されていたトリオの新アルバム「ハウス・オン・ヒル」とパット・メセニーとのデュオ「メセニー・メルドー」はぞくぞくするほど素晴らしいのです。


早速netで購入手続きをしようかと検索すると、ちょっとブラッド・メルドーに目を離しているうちに2005年に「デイ・イズ・ダン 」さらに先日から聴いているルネ・フレミングとのデュオも出ていて、あれよあれよという間にブラッド・メルドーだけで5枚のCDが買い物カゴに・・・しばらくブラッド・メルドー漬けになりそうな予感です。


番組でのもう一つの大収穫、ブラッドが影響を受けたというグレン・グールドが弾く「プロコフィエフ ピアノソナタ」 グールドはそこそこ聴いているつもりでいたのですが、プロコフィエフは全く知りませんでした。これはすでにジャズ。いえ、グールド〜メルドーにはクラシック〜ジャズの垣根など関係ないのです。こんなものすごい演奏が存在するとは・・・しばらく呆然としていました。