プロフェッショナル?
お得意様が結婚され、初めてご主人をお連れくださいました。
料理もお酒も楽しんでいただきそろそろデザートという時、ご主人が「サイトもよく見ているんですが、読んだなかでご主人をイメージしてこんなものをお土産に持ってきたんですが。。。」と鮮やかなワインレッドのT−シャツをくださいました。
選んでくださった色合いもウサギのデザインも素敵です。私の体格まで奥様に確認して下さった様子でサイズもピッタリ。
「うわぁぁ、よろしいんですか?ありがとうございます。このウサギのデザインはどこのブランドのものなんですか?」とお伺いすると。
「お恥ずかしいんですが、私のデザインなんです」
「えっ?デザイナーでいらっしゃっるんですか?」
「いえいえ、副業みたいなもんでプロではないんです」
お持ちだったデザイン画を見せていただくと、どこもユーモアにあふれて緻密に書き上げられた素敵なキャラクターばかりです。いつでもそのままポスト・カードで売れそうな感じ。
これでプロではないんだぁ。。。世の中には優れた才能をお持ちの方がたくさんいらっしゃるのですね。能力がなくてもプロとして食べている人、能力があるのにプロにはなっていない人。