受賞


お上から○○賞のようなものをいただくときに「受賞拒否」なぁんてのがかっこよく見えてしまう反体制を気取る世代ではあるのですが、実際には賞状とかトロフィーとかには生まれてこの方全く縁がなくて・・・というか、賞をもらうような能力は何一つ持ち合わせていないダメダメ人生を送ってきた私です。


ところが、昨日商工会議所から「ホームページコンテストで優秀賞が決まりました」という連絡が入りました。お付き合いのつもりでとりあえず応募したまま忘れていたホームページコンテストというのがあって、コンテストのあるカテゴリーのなかでの受賞なのだそうです。まさか自分で応募しておいて「受賞拒否」なんてありえません。


考えてみると近頃では応募するよりも審査をするほうが多い年齢になって、コンクール応募自体気恥ずかしい気がするのですが、ホームページ作成という私の世代にはまだちょっとハードルの高い分野で時間をかけて作り上げてきた形が、公に評価をしていただけるというのは文句なく嬉しいものです。ずっとご覧いただいている方はおわかりのように、このサイトは商業ベースのサイトと言うよりは板前自信のの個人サイトの要素が大きくて、よく見かける企業の立派なwebサイトと比べると見劣りがするというよりもベツモノ、キワモノとみられてもおかしくない内容です。それでもたくさんあるwebサイトの中で個人商店の小さな小さなwebサイトの一つの形が認められたと自分に都合のいいように解釈して素直に有頂天になっています。


そして、なんといっても昨年春からヨタヨタしたままだったまとまりのないサイトを料理屋のサイトらしく管理をしてくださっているこの方の力が大きくて、それがなければ決して人様に「webサイトがあります」とは言えなかったですし、今回の応募自体もありえなかったでしょう。


褒められて伸びるタイプを公言している私としては、これをきっかけにもう少しはまともな文章がアップできるように精進していきたいものです。皆さんの応援(コメント,mail)も伸びる大切な要素であることもお忘れなく。