可楽「子別れ」購入。名人芸といわれる酔っ払いの描写は、もう本当に飲んでいるんじゃないかと思うほど素晴らしいのですが、母親が子供に持っていたお金の出所を問い詰めるくだりなんぞは、やっぱり志ん朝さんの迫真が思い出されてしまいます。志ん朝さんをスタンダードに持っている不幸を改めて感じます。
志ん生「粗忽長屋」購入。志ん生を名人と語る域にはまだまだ達する事ができません。たぶんこの「粗忽長屋」などはそのいい例かも。アバンギャルドな語り口にオタオタしてしまう私。面白いんだけれどこれっていいの？と思ってしまう私。志ん生ファンへの道は険しい（んなぁこたぁないか＠笑）
