2006-01-23 備忘録 読書 備忘録として読了した本を書いていこうと思っていたのに、忘れてしまっていました。 先週加藤廣「信長の棺」読了。語り継がれている歴史は常に時代の権力者の視点から残されていることを改めて確認しました。独特の観点と大胆な発想で貫かれた極上の歴史小説。 昨日横山秀夫「震度0」読了。警察内部の権力抗争と妻たちの人間関係、事件が絡み合ったじっくり書かれた小説。ゆっくりとした前半中盤に比べ、畳みかけるような後半の展開が心地よく心に残りました。