「ナラタージュ」「黄昏に歌え」


週末に島本理生ナラタージュ」を、昨日の休日なかにし礼「黄昏に歌え」を読了。


ナラタージュ」のような青春恋愛小説を読むと未だに胸が痛くなります。恋愛にはとんと縁がなく・・・というかもてなくて、「いい人なんだけど・・・」を直球でいっていた私には苦い小説。



文章の力というのは言葉よりも映像よりも歌よりも説得力をもつことがあります。「黄昏に歌え」の美空ひばりを書いた部分を読むと、彼女の歌を聞くよりも、なかにし本人が語ったときよりも美空ひばりの偉大さを認識する事が出来ます。一度まじめに聞いてみよぉ、美空ひばり