ブログ・バブル


猫も杓子もブログなんであります。


確かに誰もが簡単に自己主張をし、ブログ形式で公開できる形式は画期的なことなのではありますが、日記サイト創生期から様々な日記を見て自らも書き綴っている身としては、メモ程度の内容とスナップ以下の写真のブログが、いきなり100以上のアクセスを毎日重ねているのを垣間見ると、「なんか違うんじゃないのぉぉ」とやっかみ半分で眺めてしまうのです。文章の内容も批判的なお話にきわどい事も多くて、これまで修羅場を潜り抜けるのを見たり、自信でも罵声を浴びた経験のあるものからすると、ブログで公開するべき内容はこれから高いハードルを越えなくてはならないときがきっとくるであろうことは容易に想像できます。


私が毎日立ち寄りたいようなサイトの管理者さん達は、間違いなく日記サイト時代からもまれ怒涛の中を乗り越えた方々ばかりで、ブログを道具として使う事に筋が通っていらっしゃいます。


ブログの赤ちゃんたち、ネットをなめんなよぉ。読者を得るというのは簡単なことではないのだよ。読んでくださる方々への感謝の気持は、地道なリアリティのある人間関係から出来てくるのだよ。