女優たるもの〜骨肉の

先日TV番組のインタビューコーナーで某有名女優が「ダイエット成功記」を得々としゃべっておりました。


「私が教えてあげるわよ」
「太ってるなんて最低」
「やせられない人は自意識が足りない」
「こうやんなさい、ああやんなさい、これしかないわよ」


ほっといてくれ・・・・って感じ。


まっ、そんなキャラクターが売りの芸能人だと思えば笑ってみていられるのでしょうが、プロの女優たるもの、やせるの太るの、肌を磨くの美しさを保つの・・・なんてのは自慢げに語るお話ではなくて、できて当たり前。「見せるアタシ」でお足を頂戴しているのですから、見せる部分を鍛えているのは当然のことと思っていました。この女優にとっては違うのですねぇ。


大体太っているのが美しくないとか、健康に悪いとかいうのは素人にとっては自分自身の問題で人からとやかく言われたくありません。芸能人のダイエット本なども、主人公もしくは著者本人が数年後見事にリバウンドしていることも多くて笑ってしまうのです。


彼女のリバウンドが楽しみ(・・・なぁんて性悪な私)




ワイドショーでは元大関貴乃花の死を悼む・・・・というよりは、若貴兄弟の噴出した亀裂をやいのやいのと楽しむ方向に変わってきてしまっています。


兄弟の不仲、親子の確執なんていうのはどこにもあるお話で、肉親だからこそこじれた関係を取り戻すのは難しいお話なのです。誰かに忠告されたり諭されたりしても「嫌なものは嫌」としかいいようがないのでしょうね。亡くなった貴乃花全盛の時代には相撲取りが私生活をワイドショーに弄繰り回されることはあまりなかったような覚えがあるのですが、息子若貴の時代では、芸能人以上にもてあそばれ、そのことが相撲にだけ集中できない大きな原因になっていました。


スポーツも芸能もマスコミ対策のためのシステムを作るような人材が欲しい時代になるのでしょうね。どちらにしても、他人の骨肉の争いは見たくも聞きたくもない感じです。