正月飾り

今日は1月28日。この地では正月飾りを火の神様「秋葉神社」に納めにいく日です。朝のウオーキングの時にお飾りを手にしている方々を見て思い出し、慌てて出かけました。


ちょっと前までは神社の沿道だけでなく、周りの街通りにも屋台や商店のワゴンがでて賑やかな日であったのですが、近頃はずいぶん静かになってしまいました。集まる人々も年配の方ばかり、若い方を見かけることがありません。屋台の駄菓子や玩具ねらいの小さな子供たちも皆無。おじいちゃんおばあちゃんが連れて来ていないのですね。


考えてみると、マンション住まいにしめ飾りや門松は必要ないでしょうし、若い方々の家庭には毎年一回ぽっきりのお飾りなどいらないのでしょう。昔のように大家族で生活し、節句の決まりごとを親や祖父母から当たり前のように吸収していくことがなくなってくると、正月飾り自体なくなってしまうかもしれません。今風に工夫するお飾りというのは結構格好いいものなんですがね。