クリスマス・シャンパン

クリスマスにシャンパン、いいじゃぁないですか。普段口にすることのないシャンパンでもクリスマスの特別なときくらい、と思って開けてみるとその素晴らしさにウットリするはずです。それを機会に日常的なシャンパンも是非実現していただきたいと思うのです。


クリスマスでなくてもシャンパン、誕生日でなくてもシャンパン、和食にシャンパン、シャンパン、シャンパン。


そういえば、フレンチレストランに行ってワインを頼もうというとき、その店のワインの値付が割高か割安かは、シャンパンの値段をみればわかると言われたりします。ワインは種類や作り手の数が膨大でどの作り手のどのヴィンテージがいくらくらい・・・というのを覚えこむというのは大変なことです。それに比べてシャンパンはある程度値段が安定します。そういうシャンパンの値段が一般小売に対して何パーセントの位の値付けがされているか?そのへんでワインリストの全体像が見えてきます。たとえばヴーヴクリコのイエローラベル ノンヴィンテージでしたら一般的に¥5000前後です。ワインリストの値段が¥8000-¥10000ならかなりいい感じ。¥12000以上でしたらちょっとお高め、¥6000-¥8000でしたらかなりがんばっているといえるでしょうか。


また、リストに並ぶシャンパンの充実具合に、レストランの気合が見えてくるような気がするのも私の個人的な趣味だけではないと思います。


というわけで、私ン処のシャンパンはこんな具合です。


ガティノワ     ¥6500
ルイ・ロデレール  ¥8000
ボランジェ     ¥8800
ジャック・セロス  ¥13000
ベル・エポック   ¥17500
クリュッグ     ¥20000
ヴーヴクリコ グランダーム1993 ¥21000
サロン1988      ¥25000
クリュッグ1989    ¥32000
クリュッグ1985    ¥36000


同じようなお話をしていた「シェフ・板長を斬る」の某氏が見たら「CPが悪すぎる」(CPってコスト・パフォーマンスのこと)って言われるかも?